●アーチテクチャーはDTPスタジオです。事務所は京都・桂にあります。

●メインコンピューターは Macintosh を使っています。Windows XP マシンも稼働しています。
 
現在の主環境は G4OS9CID ですが,G4OS XOTF でも可能です(この場合は Adobe CS2 になります)。
●組版ソフトは,QuarkXPressAdobe InDesignEDICOLOR,の新旧・各バージョンで対応させて頂きます。
●主要ソフトは,Adobe IllustratorAdobe PhotoshopAdobe AcrobatAdobe GoLiveFLASH
        
Microsoft OfficeFinale,など
●フォントは,モリサワ社の主要フォント。イワタ社,フォントワークス社の一部。
●プリンタは,ゼロックス DocuPrint CG835


●今現在は,主に学習参考書関連の書籍などを手がけておりますが,一般書籍・カタログなども可能です。
 何なりとお問い合わせください。ご用命をお待ちしております。


●思い出深い仕事がありましたので,それを書いてみました。今では,PDFも随分普及してきました。
 うちでも「PDFデータで納品」という形が増えてきました(2007年4月現在)。
 PDFがらみの少し古い話しですが,2002年春から冬まで取りかかった,仕事について書いてみます。


今回は,新しい形態の事業です。オンデマンド方式といって,本形式ではありません。
購入者には本ではなく,CDを納品します。
使用者は,
必要な問題ページをCDから検索し,必要な枚数をダイレクトに簡易印刷機から印刷して納品します。
本のように,在庫のスペースがさほど必要としません。その面では,いい企画のように思いました。

新形態といっても,うちで作業するのはいつもと同じで,作成するのはテストの問題用紙の作成です。
全部A4で1000ページあります。本形式ではないので,当然データはバラで1000枚あります。
できたデータを必要な階層にし,目次をつけてCDに焼きます。

作成手順は(M=Macintosh 作業 W=Windows 作業 専=専用機作業)
1 M 一般的な手順で Macintosh の Adobe Illustrator 8.01J で作成します。
2 M 校了後は全部アウトラインを取ります(当時は,まだフォント環境が OCF と CID が混在して不安でし
た)。
3 M Adobe Acrobat 4.0J で,PDF データに変換します。
4 専 他社で,写研のサンプラスという機械で作成されたデータが,PDF データで送られてきます。
    (写研のサンプラスからも PDF データになるとは! 知りませんでしたね)
5 M Macintosh 版の Adobe InDesign 2.01J を使って,
    3と4の PDF データを部分的に変更して合体させ,データを完成させます。 
6 W 簡易印刷機から出力するため,専用ソフトで専用ファイルに変換する作業は,
    5で出来たデータを Windows 版の Adobe InDesign 2.01J を使って,
    専用ドライバで,専用ファイルに書き出します。
    書き出しは1000ページありますが,1頁ずつしかできません。大変めんどうな力仕事です。
    といってもコンピュータが,時間をかけて作ってくれるのを待つだけです(夜に用意しておくと,朝にはできてる)。
    出来たデータを Windows 上の専用ビューアで変換出来てるかの確認作業。
7 W 6のデータを最終工程に送り,そこでオリジナルCDが完成する。

当方の作業は,1〜6までの工程を担当させていただきました。
 PDF というデータが,Macintosh と Windows そして異機種の写研の機械までも,
 垣根を超えてやりとりできるのは,素晴らしいことです。
 Acrobat というソフトのネーミングもサーカスのアクロバットから来ているのでは,と思っています。
 しかし,PDF もいろんなトラブルが発生しましたし,問題もありました。
 写研のサンプラスで作られたデータに,フォントを埋め込まれて PDF になったものを
 いただきましたが,Illustrator に配置すると写研の文字が再現しませんでした。
 書体化けしました。イラストもなぜかそこだけポジのようになってしまいました。
 そこで InDesign 2.01J に配置してみると,きちんと再現するのです。あ〜ら不思議!
 Adobe Acrobat 4.0J で情報をみると,きちんと写研フォントは埋め込まれています。
 で,結局 InDesign 2.01J を使わざるを得ませんでした。
 PDF データも Acrobat Distiller を介さずとも Illustrator や InDesign からも簡単に
 できるようになりましたが,書き出すデータには微妙に違いがあるようです。