ひらがな「読み」の練習方法

ひらがな「読み」の練習方法

この記事では、ひらがなの「読み」を練習する方法をまとめています。

ひらがなの「読み」を練習する4つの方法

ひらがなの「読み」を練習する方法は、下記4つです。

それぞれの方法について確認していきましょう。

ひらがな読み練習①「あいうえお表」などを使い、ひらがなを見ることから始める

ひらがなの読み練習方法、ひらがなを日常的に「見る」

ひらがなの「読み」、1つ目の方法は、ひらがなを見ることから始めることです。

ひらがなの読みを練習するには、ひらがなの存在を知っておかなければなりません。「あいうえお表」などをリビングやお手洗い・お風呂など、いつでも目に見えるところに貼っておきましょう。

我が家では親がお風呂に貼ってくれていたため、お風呂に入るたびに見て声に出していた記憶があります。

「あいうえお表」は、子どもが好きなキャラクターにする

「あいうえお表」はただ文字が書いているだけのものよりも、子どもが好きなキャラクターが書かれたものにするとなお効果です。

好きなキャラクターなので興味を示し、ひらがなを覚えてくれやすくなるからです。

用意する「あいうえお表」は、子どもの好きなキャラクターのものにすると良いですよ。『食いつき』が全然、違います(私の息子の場合)。

お風呂やトイレ、居間、車のシート前など、手持ち無沙汰なときによく見える場所にあいうえお表を貼っておくと良いです。※お風呂は、特におすすめです。

ちびむすドリル

ひらがな読み練習②カルタや積み木など、遊びにひらがなを取り入れてみる

ひらがな練習にカルタや積み木を使うと効果的

単にひらがなを練習するだけでなく、ひらがなが書かれたカルタ・積み木など遊びの中に(ひらがなを)取り入れてみる。これが2つ目のひらがな「読み」の練習方法です。遊びながらなので、子どもは楽しみながら学べます。

私も幼い頃は、積み木でひらがなを教えられました。普通にひらがなを教えるよりも「積み木を使うと覚えが早かった」と、親も言っていました。

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ひらがな読み練習③音と絵を使って、ひらがなを読み聞かせる

ひらがなの「読み」を練習する3つ目の方法は、音や絵を使いながらひらがなを読み聞かせることです。

ひらがなの文字だけだと最初は何が何だか分かりません。音を使うといっても難しいものでは無く、書いてある絵を保護者の方が「読んで」あげるのです。子どもは絵を見ながら、それがどういったものなのかを耳で聞くことができます。

最近は、ひらがな勉強用の絵本や音の出るおもちゃも充実しているので、うまく利用しましょう。

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目で見て耳で聞く、ひらがなを読めるようになるには必要なことです。可愛いイラストが描かれた以下のようなプリントもあるので、自宅で印刷して活用してみてください。

ひらがな読み(音と絵)|いらすとあ

ひらがな読み練習④物が、いくつのひらがなでできているかを学ぶ

物が、いくつのひらがなでできているか(=構成されているか)を学ぶのも、ひらがなの「読み」練習に良い方法です。

日常でよく目にする物が、いったいいくつのひらがなでできているのか、いくつの音で成り立っているのかを学習すれば、ひらがなを「音」として認識する力が育ちます。

ひらがなを読む練習は、何歳から始める?

文部科学省の調査によりますと、およそ98%の子が小学校入学前に自分の名前・かな文字を読めるようになっています。

幼児教育、幼小接続に関する現状について|文部科学省調査アンケート
幼児教育、幼小接続に関する現状について|文部科学省

何歳から始めるべき、とは決められていません。

義務教育では、小学校1年の4月中には、ひらがな46音の読み書きができるように授業を行ないます。ただ、小学校は1対1の学習ではないため、やはりひらがなの読みだけでも小学校に入学する前にはマスターしていた方が良いでしょう。

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ひらがなを読む練習をするときに気を付けたい3つのポイント

最後に、ひらがなを読む練習をするときに気を付けたいポイントを3つまとめました。

ポイント①興味を持たない段階で、無理やり練習させない

ひらがなの読み練習1つ目のポイントは、子どもがひらがなに興味を持たない段階で無理やり練習させないことです。

興味が無いものを無理やりさせようとしても嫌がるだけですし、頭に入ることはありません。大人でもそうですね。

無理やりさせる=嫌がる=ひらがなそのものを嫌がってしまう、という悪循環になりかねません。こちらのツイートをした保護者の方は、無理やり練習させて泣かせてしまい‥その結果お子さんがひらがな嫌いになっていったようです。

ポイント②難しいひらがなから始めない

ひらがなの読み練習2つ目のポイントは、難しいひらがなから始めないことです。

必ずしも「あいうえお」から始める必要はありません。特に「あ」は、色々な線で構成されているため書くのも難しいです。まずは「つ」・「く」など一筆で書ける、簡単なひらがなから練習するようにしましょう。

ポイント③ひらがなを書く練習は、読めるようになってから!

ひらがなの読み練習3つ目のポイントは、ひらがなを書く練習は「読めるようになってから」。ひらがなが読めないと、ひらがなは書けないからです。

こちらの保護者のお子さんは、ひらがなが読めるようになって1年後に書けるようになったとツイートしていました。

ひらがなを読めてから書けるようになるまでは個人差があるため、お子さんのペースに合わせて練習していくと良いでしょう。

子どもがひらがなを読み書きできなくて不安な方へ 子どもがひらがなを読み書きできなくて不安な方へ

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