この記事では、筆文字の見本を見ることができる無料のツールを7つ紹介します。
ツール名 | 特徴 |
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習字のお手本 変換ツール | ・手本を見たい文字を入力するだけで見本が見れる ・書体は3種類から選択OK ・縦書き、横書きもワンタップで切り替え可能 |
お手本アトリエ | ・習字や書道の手本を簡単に作成できる ・8文字まで対応、書体は4種類から選択可 ・表示された手本は画像ファイルとして保存OK、配布も自由 |
武蔵賞状楷書体 サンプル | ・武蔵賞状楷書体の任意の見本が即座に表示される ・フォント種別は2種類から選択、書風は通常・太・極太の3段階で表示 |
e-OTEHON (いーおてほん) | ・既に決められた文字のお手本を見ながら練習できる ・毛筆、ペン字、硬筆のお手本がすべて無料でダウンロード可能 |
書道プラス | ・手本を見ながら書道の練習ができる ・書体ごとに文字のバランスを確認しながら書ける |
生の習字帳 | ・様々な書道作品を収録、手軽に古代の書体に触れられる ・表示される手本をなぞるだけで、綺麗な美しい字が書ける ・手本無しで書ける、練習モードも搭載 |
書道辞書 | ・古代中国の書体の手本を確認できる ・篆書、隷書、楷書、行書、草書、蒙書と5種類の書体で学べる |
※出品者によって納品物や利用条件が異なります。詳しくは公式サイトをご確認ください。
習字のお手本変換ツール
「習字のお手本変換ツール」は、手本を見たい文字を入力するだけで簡単に筆文字の見本を見ることができます。
文字を入力後は、大きさ・書体・表示形式をワンタップで変更OK。特に大きさは、バーを使いながら自由自在に変えられるのがポイント。書体も行書体1・2と楷書体の3種類から、表示形式は縦書き・横書きから選べます。
画面上だけでなく、印刷して紙ベースで手本を見れるようになっているのがうれしい。下部にある「この文字の印刷データを作る」をクリックしてください。とても小さな字なので見つけにくいですが、クリックすると習字練習プリントを印刷できる画面へと移行するので印刷して活用しましょう。ここでも大きさ・書体・表示形式を変えられるので、必要に合わせて変更してください。
お手本アトリエ
「お手本アトリエ」は、習字や書道の手本を簡単に作成できるツールです。その場で文字を入力するのでは無く、ツールをダウンロードする必要があります。
手本の文字は、、1文字・2文字・3文字(1行)・3文字(2行)・4文字(1行)・4文字(2行)・5文字・6文字・7文字・8文字と長文にも対応。書体も行書体・楷書体を含む4種類から選択できます。文字の大きさを自分で変えるというよりも、用紙サイズに合わせた手本が表示される仕組みで、用紙はB4・A4から選びます。
作成した手本は印刷も簡単で、画像ファイルとしても保存OK!配布も自由で制限が無いので、用途を問わず使えます。
武蔵賞状楷書体 サンプル
「武蔵賞状楷書体 サンプル」は、任意の文字を武蔵賞状楷書体の見本で見ることができます。空欄に文字を入力して「表示更新」をクリックするだけで、下部に種類の太さの見本が表示されます。一度に表示されるので、比較しやすいのがポイント。
ただし文字数は3文字以下と制限されているので、少し使いにくい印象です。”筆文字教室”と5文字で入力したところ、最初の3文字しか見本が表示されませんでした。3文字以上はすべて、最初の3文字のみの表示です。
文字数の制限はあるものの、漢字以外にひらがな・カタカナ・英数字すべて対応しているのは良い点です。3文字までの見本を見たい場合は、すぐに表示されますし一番使いやすいツールといえるでしょう。
e-OTEHON(いーおてほん)
「e-OTEHON(いーおてほん)」は任意の文字では無く、決められた文字の見本を無料でダウンロードして練習できるサイトです。
”インターネット上で気軽に書を学べる環境を提供”をモットーに、毛筆・ペン字・硬筆3種類の手本を無料で配布しています。月例お手本では毎月文字が入れ替わって、月ごとに練習できる文字が異なります。また月例手本を使って段級審査も受けられるため、書道の練習をしたい人に最適です。
過去のお手本や臨書・実用・創作の3種類の手本も自由にダウンロードOK!ダウンロードボタンをクリック後、自宅のプリンターで印刷して使ってください。著作権は放棄されていませんが、すべて自由に無料でダウンロードできます。書道教室での利用も無料、問題ありません。
書道プラス
「書道プラス」はApp Store・Google Play両方でダウンロードできる、書道の練習アプリです。使い方は簡単、空欄に見本を表示させたい文字を入力し‥参考にしたい書体を選ぶだけ!色々な書体が一覧で表示されるので、自分が書きたいなと思う書体を見本にしてください。
この書体プラスでは、方眼用紙の上に見本が書かれています。ただ見本を見るだけでなく、どのようなバランスで書けば良いのか一目で分かるのが特徴です。
また手本の上から指でなぞっての練習も可能です。筆のように「はらい」・「とめ」などを練習できるわけではありませんが、バランスが整った綺麗な文字を書きたい人にも活用できるでしょう。YouTubeで、使い方がイメージしやすい動画を見つけました。気になった方はダウンロードしてみてください。
生の習字帳
「生の習字帳」は中国古代の名家の書道作品の真筆が見本となっており、文字をなぞりながら練習できるアプリです。古代の書道作品に手軽に触れながら練習できます。文字をなぞった際に出来栄えを点数で表示・評価してくれるのも、生の習字帳ならではの特徴。
文字をなぞる以外に、フリーで練習できるモードも搭載されています。太・中・細の3種類から太さを選べ、書く・消すが自由に行なえます。ただし文字の色を変えたり、部分的に消したりするなどの機能はありません。
一般的な筆文字では無く、写経に近い文字を練習したい人におすすめのアプリです。
書道辞書
「書道辞書」は、Google Playでのみリリースされているアプリです。空欄に文字を入力するだけで、三十万歴代の名家の書法文字見本が一覧で表示される優れもの。中国人だけでなく、空海など日本人の書体見本も用意されています。書体は、篆書・隷書・楷書・行書・草書の5種類に対応。
ただし、「簡体文字で入力しないと認識してくれない」というレビューもありました。一旦翻訳アプリ等で日本語を簡体文字に変換してから入力する必要があるので、ひと手間掛かる点に注意が必要です。
メジャーな筆文字では無く、中国書の歴史を学びながら練習したい人はぜひダウンロードしてみてください。
その他、筆文字ロゴの作成ツールを見本にするのもおすすめです。
筆文字ロゴを作成できるツール、サイト5選【無料】 筆文字ロゴを作成できるアプリ2選【無料】 筆文字フリーフォントおすすめ7選